なぜ土日の高速料金は安いのか
民主党政権になって「無料」になるはずだった高速料金が、いまだに無料になっていない。地方の一部路線で「実験」と称してお茶を濁しているだけで、先の展望はまったく見えてこない。
高速道路は無料化しなくてもいいと思う。ただ、ヨーロッパの主要国と比べると、現在のわが国の高速料金はとてつもなく高い。これの是正は早急に必要だろう。
そもそも、土日の1000円高速はすぐにでも止めてもらいたい。土日といえば、出かけるのはレジャーがほとんどだ。そのレジャーには車のほかに鉄道、バス、船などの交通機関が利用されている。それが、1000円高速になって車偏重になっている。土日に用事があって出かけようとすると、かならずといっていいほど渋滞に巻き込まれる。1000円高速が実施される前に比べると、その頻度と長さは伸びている。
だいたい、レジャーに使われる車が集中しそうな土日の料金を安くする発想が理解できない。多くの人が欲しがる製品なら、普通は強気の値付けをしても、けっして安くしたりしないはずである。むしろ、価格を値上げするのが本来である。高速料金が高いからガス抜き的に1000円高速を続けているとしか思えない。
今すぐに高速料金を半額にして、土日や盆暮れは平日料金の5割増にすれば、車に流れているレジャー客を、ほかの交通機関に振り向けることができるのではないだろうか。また、こうすることで、政府が力を入れているCO2の削減も図ることができるし、平日に走っているトラックの物流費用も下げることができるように思う。
ところで、日本の今の高速料金と同じようなことを、あなたの会社ではやっていないだろうか。黙っていても売れる商品を苦心して生み出しながら、それを薄利で販売する。マーケティングの専門家は値段はマーケットが決めるなんていうものだから、利益が伸びない理由に「これがマーケットが求める価格です」と開き直ることもできる。
なんか、どこの会社でも行われているように思えてきた。
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