iPadの影響で本が売れなくなる?
5月になって、本の売れ行きに急ブレーキがかかってきたと、ある出版社の営業担当者から聞いた。この出版社は自己啓発本などでベストセラーを出していて、本の動きがよかっただけに、急激な売れ行きの落ち込みにとまどっている。
原因が何なのかはかりかねているが、どうもアップルのiPadにあるのではないかという。
iPadはB5判と同じ大きさで、電子書籍の読めることが大きな売りになっていて、書籍のあり方に大きな影響を与えるといわれている。
紙の本では1冊1500円ほどになるが、電子書籍だと500円ほどで買える。そのため、紙の本の買い控えが起こったのではないかというのである。いずれ電子書籍になる紙の本を、1500円出して買うよりも、電子書籍になるまで待っていれば、かなり安く本を読むことができるのだから、買い控えが起こってもおかしくはないというのだ。
そういえば、日本では5月28日にアップルのiPadが発売された。早くもその影響が出たのだろうか。本が急激に売れなくなった本当の理由が何なのかわかってはいないが、もしiPadの影響だとしたら、出版のあり方に大きな影響を及ぼすことになる。
もちろん、紙にも大きな影響が出ることは間違いないだろう。
(
Web業界紙)
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