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近畿地区古紙需給、10月は製紙購入と業者仕入が超過

 10月の近畿地区古紙需給実績は、古紙全体で製紙メーカー(板紙7工場)の購入が消費を約2500トン、古紙業者(商工組合)の仕入が販売を約1100トンそれぞれ上回った。
 メーカーの購入は合計12万7147トン(前年同月比1・2%増)。この内訳は近畿地区域内からが11万7199トン、自家発生7593トン。他地区からが1970トン、輸入385トン。また、メーカーの消費は12万4614トン(前年同月比2・3%減)で、購入を2533トン下回った。月末在庫は2万3354トンと、前月に比べその分減少した。前年同月比の在庫率は114・6%。
 一方、古紙業者は仕入が26万6915トン(前年同月比1・4%減)。これに対して販売は26万5820トン(同1・4%減)で、販売が仕入を1095トン下回った。在庫はその分増加して1万9020トンとなった。在庫の前年同月比は95・0%。
 輸出は8月実績で6万1206トン(前年同月比2・1%減)。

                               (紙之新聞


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