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10月の紙・板紙輸出量、26ヵ月連続で前年上回る

 日本紙類輸出組合と日本紙類輸入組合がまとめた10月の紙・板紙輸出量は前年同月比27・6%増の11万1290トンで、金額は同27・5%増の115億2815万円だった。主要国別では韓国、タイ、台湾、中国、ベトナム、マレーシアの上位6ヵ国合計で前年比37・7%増の7万9316トン、占有率は71・3%となった。
 輸出量の内訳は紙合計が同18・5%増の8万1986トンで、金額は同25・0%増の97億4385万円となった。
 輸出のうち、紙は上級印刷用紙、中質コート紙など前年同月比大幅増、板紙は段ボール原紙が急増となった。紙・板紙合計で26ヵ月連続で前年同月比増加した。
 品種別で輸出量が多いのはコート紙が同11・6%増の2万9193トンで、金額は同22・9%増の26億9061万円。クラフト紙(重袋用以外)は同1・5%増の1万2098トンで、金額は同26・7%増の19億9846万円だった。
 一方、輸入のうち、上質コート紙が前年同月比半減以下、板紙は段原紙が前年同月比急減だった。紙・板紙合計で前年同月比2割減となった。
                               (紙之新聞


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