お問い合わせ
京都で典具帖紙を使ったスイーツを摸した和紙作品展示

 典具帖紙(てんぐじょうし)を用いて和菓子を造形した作品展が、11月1日から来年1月31日までの間、ギャラリー・マロニエ(京都市)で開かれ、訪れる人の目を楽しませている。
 作品は和紙スイーツ作家の倉美紀さん(名古屋市)が制作。豆大福や栗きんとん、じょうよ饅頭などのほか、アジサイやキク、サクラ、ツバキなどの花、クリスマスツリーなどを摸った26点が並び、和の風情を華やかに演出している。
 典具帖紙は世界で最も薄い和紙として知られ、厚さは約0・03ミリ。いずれの作品も透けるほどに薄い紙質が巧みに生かされ、菓子のふんわり感や微妙な焼き色などが本物そっくりに表現されている。
                               (紙之新聞


トップページに戻る