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9月の古紙需給、回収率が6ヵ月ぶりに80%を割る

 公益財団法人古紙再生促進センターがまとめた9月の古紙回収率は、前月を4・6ポイント下回る78・8%で、6ヵ月ぶりに80%台を割った。ただし、2014年1〜9月で見ると、古紙回収率は81・1%で前年同期より1・6ポイント上昇した。
 注目される9月の古紙輸出は、前年同期比1・0%減の33万7804トンとなった。前月より1万7613トン減少し、2ヵ月連続40万トン台を割った。その結果、1〜9月の輸出量は同7・7%減の381万7235トンとなった。
 一方、9月の古紙利用率は前月を1・1ポイント上回る64・3%で、2ヵ月ぶりに目標の64%を超えた。1〜9月の古紙利用率は前年同期比増減なしの63・8%となった。
 9月の紙・板紙国内消費量は224万4618トンで、古紙回収量(古紙、古紙輸出入、古紙パルプ)は176万8407トン。そのうち古紙は142万2781トン、古紙輸入は3173トン、古紙輸出は33万7804トン、古紙パルプは1万0995トンで、古紙回収率は78・8%となった。
                               (紙之新聞


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