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10月の関東古紙、3品種合計で仕入・出荷ともに減少

 関東製紙原料直納商工組合・主要32社の裾物古紙3品種の10月の総在庫量は2万9091トン(前年同月比4・8%増)で在庫率は11・8%だった。前月より1・3ポイント下降し、1477トン減少した。2ヵ月ぶりに在庫率は11%台となった。
 総仕入量は24万4760トン(同0・6%減)で、総出荷量は24万6237トン(同1・0%減)と2ヵ月ぶりに仕入・出荷ともに減少した。
 10月決め11月積み組合輸出価格は、山發日本扱い台湾向け段ボール古紙2000トンと、国際紙パルプ商事扱いベトナム向け段ボール古紙500トンの問屋店頭渡しは、1トン当たり平均1万8486円で、前月より904円高く、国内納入価格1万5000円より3486円高くなり、内外価格差は拡大した。
 新聞古紙の山發日本扱いの中国向け1000トンの問屋店頭渡しは、1トン2万378円で、前月より291円高く、国内納入価格1万4000〜6000円より4378〜6348円高くなった。
 雑誌古紙の国際紙パルプ商事扱い中国向け1000トンの問屋店頭渡しは、1トン1万8189円で前月より864円高く、国内納入価格1万2000〜1万4000円より4189〜6189円高くなった。
                               (紙之新聞


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