お問い合わせ
レンゴー、タイで現地子会社通じ段ボ製函会社の全株取得

 レンゴーは11月7日、タイにおける合弁会社であるタイ・コンテナーズ・グループ社(TCG社)が同社の子会社を通じて、バンコク近郊のナムコーンパトム県に、年間約1万5000トンの生産能力を有する段ボール製函メーカー、D−イン・パック社の株式を100%取得したと発表した。
 タイはASEAN諸国の中でも、製造拠点として多くの日系企業が進出しており、国民所得の増加とともに、今後とも大きな段ボール需要の伸びが期待されている。
 今回の株式取得により、同国での段ボール生産拠点は15工場に拡大し、レンゴーグループの段ボール供給体制がますます強化されることになる。
 レンゴーは、同国をはじめ東南アジアにおける段ボール事業について、ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を掲げ、日本国内同様、グローバルな事業展開を目指す同社グループの海外事業の重要な戦略事業と位置付けており、今後ともに段ボールの供給体制に一層充実を図る方針だ。
                               (紙之新聞


トップページに戻る