お問い合わせ
近畿地区古紙需給、9月は製紙・問屋とも見合う

 9月の近畿地区古紙需給実績は、古紙全体で製紙メーカー(板紙7工場)の購入と消費、古紙業者(商工組合)の仕入と販売がほぼ見合った。
 メーカーの購入は合計11万9505トン(前年同月比5・1%増)。この内訳は近畿地区域内からが10万9966トン、自家発生7072トン。他地区からが1916トン、輸入551トン。
 また、メーカーの消費は11万9975トン(前年同月比0・7%増)で購入を470トン上回った。月末在庫は2万0821トンと前月に比べその分減少した。前年同月比の在庫率は93・7%。
 一方、古紙業者は仕入が26万6210トン(前年同月比1・3%減)。これに対して販売は26万6160トン(同1・2%減)で販売が仕入を50トン下回った。在庫はその分増加して1万7925トンとなった。在庫の前年同月比は95・1%。
 輸出は8月実績で6万8564トン(前年同月比9・8%増)。
 なお10月計画は、メーカーの消費が12万2690トン(前年同月比2・3%減)。古紙業者の回収が26万7185トン(同1・3%減)。
                               (紙之新聞


トップページに戻る