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全国紙管工組がリスクアセスメントなど学ぶ研修会開催

 全国紙管工業組合(理事長=下畦正明西日本紙管社長)の「平成26年度合同研修会」が10月22日、ホテルルブラ王山(名古屋市)で開かれた。今年で26回目。
 安全な職場環境づくりと製造機械のメンテナンスをテーマにした講演が行われ、全国から紙管、製紙、接着剤メーカーや流通関連業者ら165人が参加した。
 初めに下畦理事長が開会挨拶に立ち、「来年50周年を迎えるにあたり記念事業を考えているが、さらに充実した研修内容を組んで勉強できる機会を設けたい。各業界の皆さまといろいろな話し合いの中、よりよい組合活動と業界の発展に貢献していきたい」と話した。
 第1部は「安全な職場づくりを目指して〜リスクアセスメントを実践しよう〜」の演題で、中央労働災害防止協会関東安全衛生サービスセンター専門役安全衛生管理士の須田核太郎氏が講師を務めた。
 職場の潜在的な危険性や有害性を調査しリスク低減を図るための手法として、リスクアセスメントの実施が事業者に努力義務化されている。
 講演で須田氏は「分かりやすくいうと、皆さんにけがや病気をもたらす危険の源を探し出し、レベルを決めて、レベルの高いものから対策を実施する手法」と述べ、リスクアセスメントの必要性や実施手順を説明した。
                               (紙之新聞


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