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三菱製紙、サーマルディジプレートシステムに菊半裁追加

 三菱製紙はこのほど、処理液だけでなくトナーもインクカートリッジも使わない完全 プロセスレスのCTP/CTFシステム「サーマルディジプレートシステム」に菊半裁まで対応した「TDP−750」を新たにラインアップした。
 サーマルディジプレートシステム「TDP−750」は、製版フィルム出力も可能でオフセットのビジネスフォームやスクリーン印刷、フレキソ・樹脂凸版などの分野でのフィルムワークの効率化が図れる。また、@完全プロセスレスだから印刷機上でのウォッシュオフが不要、A消耗品は刷版とフィルムのみなのでランニングコスト低減に貢献する、B印刷版は白地ベースに黒発色画像のため視認性が高く検版性に優れる、C直接感熱による画像形成システムのため刷版出力時・製版フィルム出力時も完全明室での取り扱い・保管ができる−−などの特徴がある。
 「TDP−750」は描画方式が直接感熱式で、最大記録幅は670ミリ、出力解像度は1204dpi。サイズは幅590ミリ×奥行990ミリ×高さ410ミリで、本体重量は98キロとコンパクト設計となっている。なお、特殊技術を必要としないので、日々のメンテナンスが簡単に行える。
                               (Web業界紙)


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