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全印工連、940人が出席して京都で印刷文化展を開催

 「2014全日本印刷文化典・京都大会」の記念式典が10月24日、ウエスティン都ホテル京都(京都市)で全国から関係者約940人を集めて開かれた。主催は全日本印刷工業組合連合会(島村博之会長)、近畿地区印刷協議会(水落充会長)、京都府印刷工業組合(瀧本正明理事長)。
 開会挨拶に立った大会実行委員長の瀧本理事長は、同大会が1974年以来、40年ぶりに京都で開催されたことに感謝の意を表した。続いて需要減退やIT化などで激変した印刷業界の厳しい環境を挙げ、経営戦略のヒントに役立てる狙いで初めて試みた併催イベント「販促アイデアグランプリ」の趣旨に触れた。
 「全国各地の組合員企業から新しい販促の企画・アイデアを発表していただいた。これからの印刷会社は自分たちで仕事を作る『コトづくり』をしなければ勝ち残れない。夢と希望の持てる業界づくりを目指していきたい」と、述べた。
 2014年度の表彰では、印刷産業発達功労者に岡部康彦氏(北陽ビジネスフォーム会長、全印工連参与、北海道工組顧問)と森永伸博氏(伸正社社長、全印工連参与、東印工組参与理事)、印刷関連産業功労者にアドビシステムズ鰍ェそれぞれ選ばれた。また、組合功労者77人と優良従業員98人が表彰された。
                               (紙之新聞


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