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東京・青山で手漉き和紙の力アピールする展示会を開催

 「第2回手漉き和紙の力展」が10月10日から15日までの6日間、東京・青山の表参道ヒルズ西館1階ギャラリーコーワで開催された。主催は特定非営利活動法人PIARAS(ピアラス)−手漉き和紙を普及する会−(木南有美子理事長)。
 手漉き和紙の普及を目的とするピアラスは、手漉き和紙を使ったものづくり体験教室・ワークショップ活動、手漉き和紙を使った工芸品の開発等、手漉き和紙の普及活動に努める。
 紙の需要が減少し、手漉き和紙の存続が難しくなっているが、海外での和紙の評価は高く、多くの日本の伝統工芸品の制作過程においても材料・道具などとして使われている。こうした他の素材ではできない価値を、和紙が持つことを多くの人に知ってもらう目的。
 会場内に、ミス・ワールド2014日本代表の河合ひかるさんが日本大会で持った手漉き和紙ブーケも展示された。木南理事長がLOTUS(蓮)をイメージして製作したブーケは、岐阜県の本美濃紙薄と福岡県の八女和紙を使用。和紙独特の華やかな印象だった。
                               (紙之新聞


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