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8月古紙、回収率5ヵ月連続80%台も利用率目標割れ

 公益財団法人古紙再生促進センターがまとめた8月の古紙回収率は前月を1・9ポイント上回る83・4%で、5ヵ月連続で80%台に乗せた。その結果、2014年1〜8月の古紙回収率は81・4%となり、前年同期より0・7ポイント上昇した。
 注目される8月の古紙輸出は、前年同期比0・4%増の35万5417トンとなった。前月より4万5110トン減少し、5ヵ月ぶりに40万トン台を割った。その結果、1〜8月の輸出量は同8・3%減の318万6314トンとなった。
 一方、8月の古紙利用率は前月を2・4ポイント下回る63・2%で、3ヵ月ぶりに目標の64%を割った。その結果、1〜8月の古紙利用率は63・7%となり、前年同期より0・3%下降した。
 8月の紙・板紙国内消費量は203万7954トンで、古紙回収量(古紙、古紙輸出入、古紙パルプ)は169万9835トンだった。そのうち古紙は133万7357トン、古紙輸入は2905トン、古紙輸出は35万5417トン、古紙パルプは9966トンで、古紙回収率は83・4%となった。
                               (紙之新聞


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