大日本印刷、ＩＣタグで重要書類を管理するサービス開始

　大日本印刷は企業の重要書類及びそのデータを収録したディスクを、ＩＣタグを使って高セキュリティな環境で管理する「ドキュメント管理サービス」を開始する。
　個々のドキュメントに貼り付されたＩＴタグを、保管受け入れ時にＩＣタグリーダーで読み取り、ドキュメントの貸出・返却から棚卸し管理、廃棄までを管理する。ドキュメントの貸出処理を行わずに専用ゲートを通ると警報が鳴り、不正な持ち出しを防止する。
　利用頻度の高いドキュメントには直接１点ごとに、利用頻度の低いドキュメントについては、まとめて収納した段ボール箱に１つＩＣタグを貼るなど、さまざまな運用方法に対応。書籍・段ボール箱が重なった状態でも一括読み取り可能な積層タイプ、ディスクに直接貼り付けできるタイプなどをラインアップしている。
　この他、ドキュメント管理では、書類の電子化受託サービス、企業で保管しきれないドキュメントの保管受託サービスを提供する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（紙之新聞）


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