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印刷機械、14年上期は生産の9割を輸出が占める

 財務省貿易統計報告によると、2013年(1〜12月)の印刷機械の生産は金額ベースで1451億9100万円(前年比23・1%増)と大幅に伸ばしているが、そのうち輸出額は1185億8500万円(同25・6%増)と、生産額の81・7%を占めている。
 2012年のアベノミクスの大胆な金融緩和による円安ドル高政策で、印刷機械が輸出面で恩恵を享受している。
 2014年に入っても上半期(1〜6月)の印刷機械の生産額は690億7700万円(同9・5%増)で、輸出額は638億円(同20・8%増)と、生産額の92・4%を占めている。
 製版機械の生産額も60億6200万円(同4・6%増)で、輸出額は26億4400万円(同17・4%増)だった。製本機械の生産額は54億3100万円(同7・7%増)で、輸出額は41億9800万円(同21・8%減)だった。
 また、紙工機械の生産額は115億7900万円(同14・3%増)で、輸出額は98億円(同4・7%減)と誠少しているが、一昨年の2012年度が大幅に伸びている。
 2014年上半期(1〜6月)の印刷関連の生産額合計は912億4900万円(同70・5%増)で、輸出額合計は804億4200万円(同13・8%増)と、生産額の87・3%を占めている。
                               (紙之新聞


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