大阪で最新の技術一堂に会した高機能フィルム展開催
「第2回関西高機能フィルム展」が9月24日から3日間、インテックス大阪(大阪市)で開かれ、国内外から高機能フィルム関連の成形・加工技術や部品、材料、フィルムが一堂に集まった。
会場では、FPD(液晶、タッチパネル、有機EL)やスマートフォン、建材、医薬品、食品包装など、さまざまな分野のニーズに応える最新のフィルム関連技術が出展された。
印刷業界からは、凸版印刷(東京都)が印刷テクノロジーをベースに幅広く展開する高機能フィルム事業を紹介した。高い酸素・水蒸気バリア性を持つ透明バリアフィルム「GLフィルム」「プライムバリア」をPRし、医療医薬や産業資材、エレクトロニクス分野などでの用途展開を提案した。
また、DNPファインケミカル(横浜市)は、高延伸性UV硬化型インクジェットインク「UFインク」を発表。硬化後も優れた延伸性のある“伸びるインク”で、柔軟な機材に加飾成形できる。UFインクを使った印刷物の熱成形を実演し、来場者の注目を集めていた。
(紙之新聞)
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