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8月近畿地区古紙需給、製紙在庫が4000トン増加

 8月の近畿地区古紙需給実績は、古紙全体で製紙メーカー(板紙7工場)の購入が消費を約4000トン上回り、月末在庫はその分増加した。古紙業者(商工組合)は仕入と販売がほぼ見合ったため、月末在庫はほぼ横ばい。メーカーと業者を合わせた総在庫は約3万9200トンで、前月比11・3%増加した。
 メーカーの購入は合計10万8703トン(前年同月比1・7%減)。内訳は近畿地区域内からが9万8720トン、自家発生7406トン。他地区からが1805トン、輸入772トン。
 これに対し、メーカーの消費は10万4760トン(前年同月比2・2%増)で購入を3943トン下回った。月末在庫は2万1291トンと前月に比べその分増加した。前年同月比の在庫率は77・2%。
 一方、古紙業者は仕入26万3960トン(前年同月比1・8%減)。これに対して販売26万3940トン(同2・6%減)で販売が仕入を20トン下回った。在庫はその分増加して1万7875トンとなった。在庫の前年同月比は96・4%。
 輸出は7月実績で7万3076トン(前年同月比3・6%増)。
                               (紙之新聞


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