テトラパックが環境・社会的責任などで報告書を発行
テトラパックは9月17日「サステナビリティ・アップデート2014」を発行した。この報告書は、環境パフォーマンス、社会的責任、良好な企業統治の分野における2013年の同社の実績をまとめたもの。内容は次のとおり。
①テトラパック容器に入った飲み物が、6400万人以上の児童に届けられた。2013年六月に始まったミャンマーでは、4万5000人の児童が3年間にわたって牛乳を飲めるようになった。
②テトラパックとテトララバルのフード・フォー・ディベロップメント事務局は共同活動「デイリーハブ」の活動を拡大。バングラディシュに設立した2ヵ所の「デイリーハブ」は集乳場であると同時に現地酪農家の研修センターとしても機能している。2010年10月から2013年12月までに1日1頭当たりの平均乳量は80%増加し、小規模酪農家2000軒の平均月収は2倍近くに達した。
③完全に再生可能な容器の実現に向け、2013年バイオ素材の(サトウキビ由来のプラスチックで作られた)キャップを使用した。
④加工処理および充填包装における革新技術が、食品ロスのさらなる削減に貢献した。
⑤気候変動に影響するデータを確実に収集するシステムおよび手法を開発して気候変動への影響を2010年の水準に抑えるのが目標。
(紙之新聞)
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