日本テトラ、チルド牛乳向けキャップ付き容器の提供開始
日本テトラパック（クリス・ケネリー社長）は牛乳規格では国内初となるキャップ付きのテトラ・トップ容器の提供を開始した。容器（７００ミリリットルサイズ）は、雪印メグミルク㈱が９月２３日から北海道、東北、関東地域で販売を始めた新商品「雪ミルク」に採用されている。
さらに、日本テトラパックでは、容器に加え、「雪ミルク」の製造に加工処理から充填包装までの一貫したソリューションを提供している。
日本の牛乳市場では、５０年以上にわたり屋根型容器（ゲーブルトップ）が主流となっていたが、広口のキャップが付いているテトラ・トップ容器は、従来型の屋根型容器と比較して、開閉制、注ぎやすさ、衛生面においてより優れた機能を持ち、新奇性のあるパッケージデザインによって商品の明確な差別化も可能となる。
また、少子高齢化や２人暮らし世帯の増加により、一般的な１０００ミリリットル容量の牛乳では飲みきれない消費者ニーズにも対応し、「雪ミルク」には中容量サイズ７００ミリリットルのテトラ・トップ容器が採用されている。
（紙之新聞）
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