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日印産連が東京で「9月印刷の月」式典を開催

 一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)の「9月印刷の月」記念講演会・記念式典・懇親会が、9月17日午後3時から7時半まで、東京都千代田区のホテルニューオータニで開催された。
 式典に先立ち、関西大学政策創造学部教授・政策学科長の白石真澄氏を講師に招いて、「元気が出る経営・女性と高齢者の雇用促進」と題した特別講演が行われた。
 記念式典では、稲木会長が開会挨拶で「印刷産業の出荷額は1997年をピークに低下を続け、日印産連傘下の10団体の会員数も減少している。そこで本年は、日印産連の役割や活動を再検討するためのグランドデザインの策定を進めている。グランドデザインの基本的な考え方は、各団体の実態を踏まえて日印産連の役割を再認識し、業界としての社会的責任を重視することにある。社会的責任を踏まえて、日印産遠を、印産業界を未来へとリードする団体に生まれ変わらせたいと考えている」と述べた。
 来賓代表として挨拶した経済産業省商務情報局長の富田健介氏は、「現在、政府ではローカルアベノミクスを旗印に地域活性化に向けた政策に全力で取り組んでいる。印刷産業は、まさに地域の様々なニーズに対応し、地域の経済を支える産業だと思う。印刷産業を含め、地域経済がより元気を取り戻せるように引き続き取り組んでいきたい」とした。
                               (紙之新聞


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