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7月の紙・板紙、輸出量は23ヵ月連続で増加

 日本紙類輸出組合と日本紙類輸入組合がまとめた7月の輸出のうち、紙はコート紙が前年同月比で大幅に減少した半面、クラフト紙が大幅に増加した。板紙は中芯原紙が急増。紙・板紙合計で23ヵ月連続で前年同月比増加した。
 一方、輸入のうち、紙はコート紙、コピー用紙が前年同月比で大幅減。板紙は段原紙、白板紙とも減少した。
 紙・板紙の輸出量は前年同月比11・7%増の10万1537トンで、金額は同9・7%増の102億2837万円だった。主要国別ではタイ、韓国、ベトナム、中国、台湾、マレーシアの上位6ヵ国合計で同17・1%増の7万1666トン、占有率は70・6%となった。
 輸出量の内訳は紙合計が同3・4%増の7万4352トンで、金額は同6・8%増の86億2842万円となった。
 品種別で輸出量が多いのはコート紙が同11・2%減の2万8784トンで、金額は同7・8%減の24億7543万円。クラフト紙(重袋用以外)は同12・7%増の1万0574トンで、金額は同7・2%増の16億2065万円。
                               (紙之新聞


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