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BookLive調査、電子書籍の認知率は束京がトップ

 凸版印刷グループの電子書籍ストアBookLive(淡野正社長)はこのほど、電子書籍の利用に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。調査対象は関東1都6県に在住の20代から40代の男女。インターネットによる調査で有効回答数は1283。
 調査によると、1ヵ月の平均読書量(紙・電子問わず)は2・21冊。都県別では最多の埼玉(2・33冊)に、千葉(2・32冊)、東京(2・31冊)が続く結果になった。
 電子書籍ストアの認知率に関する設問では、全体の6割以上が、いずれかのストアを知っていると回答。その割合(認知率)は東京が69・7%で最多。読書量の多かった埼玉と千葉はそれぞれ6位(61・3%)と最下位(60・8%)だった。
 一方、電子書籍の利用率に関する設問では、群馬が東京と同率で1位(42・2%)となった。いずれかのストアを利用している人の割合は39・9%で、一般層にも電子書籍利用が拡大してきていることが見て取れた。
 1ヵ月の電子書籍の購入金額については、1位の茨城(1129円、)に群馬(1127円)が続く一方、神奈川(763円)が六位となり、書店数の少ない地域で電子書籍の購入額が高い地勢的傾向が窺えた。
                               (紙之新聞


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