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日本紙パルプ商事、複合書店事業に参入で新会社を設立

 日本紙パルプ商事はこのほど、複合書店経営事業に参入することを決め、100%出資の新会社「株式会社リーディングポートJP」を設立した。2015年春に1号店を出店する予定。
 新会社は、紙パ商事の本社と同じ東京・中央区のフォアフロントタワーに置き、資本金は3000万円、社長には新聞・出版営業本部長の宮崎友幸常務執行役員が就任した。
 計画している複合書店は、本と雑貨を同じ棚に陳列したり、購入前の本をカフェスペースで軽食を摂りながら試読できるなど、既存の書店のスタイルにとらわれないで、客が本をじっくり選べる空間とする予定。
 また、カフェスペースでは、サイン会、トークショウなどのイベント会場としての貸し出すことも予定している。
 同社では、このような場を通じて、紙メディアの新しい可能性を追求するとともに、一般消費者のニーズを把握することで、洋紙の販売事業との相乗効果に繋げていくのが目的としている。
                               (紙之新聞


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