お問い合わせ
7月の家庭紙出荷高は大手5社が4ヵ月ぶりに回復

 日本家庭紙工業会がまとめた7月の家庭紙出荷高(速報)によると、前年同月と比べてティシュペーパーは4ヵ月ぶりに増加し、増税前の仮需反動が落ち着いた。タオル用紙も増加したが、トイレットペーパーとちり紙は減少した。
 ティシュペーパーは前年同月比1・5%増の3万3038トンとなった。内訳は、大手5社計が同3・2%増の2万7007トンと好調だったことで、中小メーカーは逆に合計で同5・1%減の6031トンで4ヵ月連続の減少となった。
 トイレットペーパーは、前年同月比0・9%減の8万4327トンで、こちらは4ヵ月連続の減少となった。内訳は、大手5社計が同7・9%増の2万8091トンで4ヵ月ぶりに増加したものの、中小計は同4・8%減の5万6236トンで4ヵ月連続の減少となった。
 タオル用紙は、前年同月比4・0%増の1万5885トンで4ヵ月連続で増加した。内訳は、大手5社計は同9・6%増の9861トンで3ヵ月ぶりに増加した。中小計は同4・0%減の6024トンで4ヵ月ぶりに減少した。
                               (紙之新聞


トップページに戻る