１２年産業別統計、パルプ・紙の事業所は漸減傾向続く

　経済産業省が発表した２０１２年の産業別統計表（従業員４人以上の事業所対象）によると、パルプ・紙・紙加工品製造業の事業所数は６３８２事業所（前年比５・８％減）、従業員数は１８万６６０８人（同１・２％減）、出荷額は６兆８１４７億６６００万円（同０・６％減）、原材料使用額は４兆２９１３億３２００万円（同２・１％増）となった。
　そのうち紙製造業の事業所数は３９６事業所（前年比７・５％減）、従業員数は３万２３１３人（同０・６％減）、出荷額は２兆６０３３億３２００万円（前々年比５・１％減）、原材料使用額は１兆６４６１億５３００万円（同１・５％減）と主要項目は全て減少した。
　洋紙・機械すき和紙製造業の事業所数は２４５事業所（前年比３・９％減）、従業員数は２万２９１０人（同０・８％増）、出荷額は１兆８０００億９７００万円（同２・０％減）、原材料使用額は１兆１５００億４１００万円（同１・８％増）となった。従業員数は微増だったが出荷額は減少した。
　板紙製造業の事業所数は１００事業所（前年比９・１％減）、従業員数は９０００人（同１・９％減）、出荷額は８０１３億５７００万円（前々年比２・６％増）、原材料使用額ば４９５７億３０００万円（同４・６％増）。わずかながら出荷額は増加している。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（紙之新聞）


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