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上半期通関は紙・板紙輸出量が12%増、輸入量も増加

 2014年上期(1〜6月)の紙・板紙輸出量は円安で中芯原紙の大幅な伸びにより増加し、輸入量もコート紙・中質コート紙がチラシ販促などによる消費増税前の駆け込み需要などで増加した。
 通関統計によると、2014年上期の紙・板紙輸出量は、前年同期比12・1%増の57万1980万トンで、金額は同12・0%増の589億2865万円となった。
 輸出量の内訳は紙合計が同2・1%増の44万2617トンで、金額は同7・5%増の506億4340万円となった。
 品種別では、輸出量が多いのはコート紙が同11・9%減の17万8945トンで、金額は同3・3%減の157億5882万円。印刷用紙(上級)は同8・5%増の5万8028トンで、金額は同13・3%増の57億4561万円となった。
 クラフト紙(重袋用以外)は同0・7%増の5万6347トンで、金額は同2・0%減の87億1194万円となった。
 板紙輸出量は同69・2%増の12万9274トンで、金額は同51・3%増の81億8469万円となった。
                               (紙之新聞


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