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製紙連が古紙配合率の検証で会員にフォローアップ調査

 日本製紙連合会は、2008年1月に起きた古紙配合率問題に対応するための5年間の取り組みが予定通り終了したことを踏まえ、昨年7月度の理事会で次の3点が承認された。
 @古紙配合率問題検討委員会は廃止する。
 A古紙配合率問題に関わるフォローアップ調査は今後も継続して実施する。
 Bフォローアップ調査等を実施する組織として、従来の「PL対策小委員会」を「品質保証委員会」に改組し、品質保証委員会においてはフォローアップ調査に加えて、製品安全やロンプライアンス等、紙・板紙に係わる品質保証全般を取り扱うこととする。
 また製紙連では、2013年7月1日から2014年6月30日までの期間を対象に、従来の「古紙パルプ等配合率検証制度」及び「再生紙の表示」の運用状況に加えて、「品質保証問題等全般」についてアンケートによるフォローアップ調査を実施し、会員全社から回答を得た。
 アンケートによると、「古紙パルプ等配合率検証制度」と「再生紙の表示」の運用状況については、問題なく運用されており、取引先による立ち入り監査は19社66件で前年並みだったとしている。また、社内内部監査は再生紙製造企業では全社で実施しており、第三者機関による監査を実施している企業は、再生紙製造企業では3分の2、全体で3分の1だった。
                               (紙之新聞


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