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大王製紙、幼児用紙おむつで中・タイの生産設備を増強へ

 大王製紙は、同社グループが成長事業として位置づけるホーム&パーソナルケア海外事業で、中国とタイ両国でのベビー用紙おむつ生産設備の増強を決定した。
 同社連結子会社の大王(南通)生活用品有限公司(本社・中華人民共和国江蘇省南通市、英語呼称・EICN)が、中国における同社グループの生産・販売会社として平成24年12月に設立した。
 平成25年11月からベビー用紙おむつ「GOO.N(グーン)」の生産を開始し、順調な販売推移の中、今年8月1日には生産ラインを増設している。
 中国のベビー用紙おむつ市場は、年率約25%で伸長する中、EICNでは「高品質な紙おむつ」を求める中国の生活者をターゲットに拡販を進めて、「GOO.N」ブランドは着実に支持を拡大している。
 今後も、引き続き同国での販売伸長が見込めるため、EICN社でのベビー用紙おむつの生産設備増強と倉庫拡張、それに工場の隣接区画3万833平方メートルの取得を決定した。今回の増弦施設により、現状の1・5倍の生産能力になる。
                               (紙之新聞


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