王子ＨＤがニチイ学館と中国での紙おむつ販売などで提携
王子ホールディングスは８月７日、㈱ニチイ学館（東京都千代田区、齊藤正俊社長）と中国における紙おむつ（大人用、子ども用）などのサニタリー商品販売で戦略的提携に関わる覚書を締結した。
王子ＨＤは成長戦略の重点的施策として海外事業の更なる拡大を掲げ、紙おむつ事業を重点分野と位置づけている。２０１３年１０月に、マーケティングと商品開発を統合的に担うパーソナルケア・イノベーションセンター（ＰＣＩＣ）を設置し、国内紙おむつ事業の再構築だけでなく、海外展開の基盤構築も進めている。
一方、ニチイ学館は、今年７月、中国政府「民政部」の外郭団体である「中民養老企画院」と戦略的提携合意書を締結し、「優れた人材」「優れたサービス」「優れた商品」の３つの優を合わせ持つ「３優」をコンセプトとした人材養成事業、ヒューマンサポート事業（介護・保育等）、サニタリー商品販売事業の展開準備を推し進めている。
このたび合意したのは、ニチイ学館が中国で取り扱う紙おむつなどのサニタリー商品を、王子ＨＤの商品開発力、生産力を活用して安定的に供給することを目的に、来年１月からの協業開始を目指して協議を進めることにしたもの。
（Ｗｅｂ業界紙）
（トップページに戻る）
