北越紀州製紙も１０月１日から白板紙を１０％以上値上げ

　北越紀州製紙は８月５日、白板紙全品種の価格を１０月１日出荷分から、現行価格より１０％以上価格改定すると発表した。継続的なコスト改善に努めてきたが、昨今の各種原燃料価の高騰によるコストアップ分を、自助努力では吸収し切れない状況にあると判断したもの。
　日本製紙は既に７月３０日に、１０月１日から１０％以上の値上げを発表している。また、レンゴーはそれ以前の３月に１５％以上の値上げを発表していたが、他メーカーが追随しなかったために実現しなかったため、交渉を継続させている。前回手を挙げなかった王子マテリアも追随するものと見られている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（紙之新聞）


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