リンテックが米子会社の建物用窓フィルム製品を新発売

　リンテックはこのほど、建物用ウインドーフィルムの「ウインコス」ブランドに、米国子会社のマディコ社が主に欧米市場で販売している計２２アイテムを追加し、７月から国内及びアジア市場を中心に本格展開を開始した。
　同社は、窓ガラス全面に貼ることでガラスの付加価値を容易に高めることができる建物用ウインドーフィルムを「ウインコス」ブランドで展開しており、全国の施工店ネットワークを通じて販売するとともに、海外展開の強化を図っている。
　新アイテムは、同社の従来品にはない製品設計の積層タイプ日射調整フィルムが中心で、いずれも大きな開口部にも対応可能な１５４４ミリの広幅仕様となっている。
　日射調整フィルムのラインアップには、透明性と日射調整効果とを両立させた汎用タイプを始め、特に夜間の室内から見た光の反射を抑制するタイプなど２０アイテムを追加。また、装飾フィルムでは、目隠し効果と飛散防止対策効果を兼ね備え、ホワイトとブラックを基調にスタイリッシュな空間演出を実現する２アイテムをラインアップに加えた。
　同社は今後さらにマディコ社との連携を図り、双方のブランド力の相乗効果を発揮して、グループを挙げてウインドーフィルム事業の拡大に努める方針だ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（紙之新聞）


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