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森田和紙が山鉾巡行を再現した躍動感ある和紙人形展示

 京都・祇園祭のメーンイベント、山鉾(やまほこ)巡行の世界を再現した和紙人形がこのほど、森田和紙の「倭紙(わがみ)の店」(京都市)に展示された。
 全33基ある山鉾のうち、花形の長刀鉾と綾傘鉾、四条傘鉾、船鉾の計4隊列を造形した作品が店内を彩り、訪れた買い物客を楽しませた。同店で「駒子の紙人形」教室の講師を務める野口敬子さんのグループが製作した。
 和紙の柔らかい風合いや多彩な色合いを生かし、勇壮華麗な山鉾巡行を迫力たっぷりに表現。鉾の音頭取りや引き手などをかたどった和紙人形はそれぞれ表情が異なるなど、繊細で躍動感あふれる作品に仕上がっていた。
                               (紙之新聞


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