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中国の5月の紙・板紙輸出量は新聞用紙中心に10‰増

 日本紙類輸出組合と日本紙類輸入組合がまとめた・「紙・板紙海外動向」によると、中国の5月の紙・板紙の輸出量は47・5万トン(前年同月比10・3%増)と前年を大きく上回った。
 そのうち、紙の輸出量は31・6万トン(同0・4%減)と漸減した。品目別に見ると、新聞用紙は1・2万トン(同3・2倍)と急増。
 主な輸出先はインド(6683トン)、香港(3171トン)となっている。上級印刷用紙は5・1万トン(同16・6%減)と大幅に減少したが、イラン向けは9286トン(同62・4%増)、南アフリカ向けは3130トン(同84・6%増)と急増した。コピー用紙は4・6万トン(同1・1%増)と漸増。輸出先では日本向けが1・5万トン(同31・1%増)と急増している。
 塗工印刷用紙の輸出量は15・3万トン(同5・2%減)で、輸出超過は12万トン超となった。そのうち上質ベース品は12万トン(同3・5%減)。日本向けが1・4万トン(同33・1%減)と大幅に減少した。中質ベース品は3・3万トン(同10・6%減)でインド向け4549トン(同16・7%減)を中心に減少した。
 一方、板紙の輸出量は16万トン(同40・0%増)と大幅に増加。そのうち、塗工白板紙は13・2万トン(同39・9%増)となった。
                               (紙之新聞


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