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5月近畿地区古紙在庫は製紙メーカー、業者ともに減少

 5月の近畿地区古紙需給実績は、古紙全体で製紙メーカー(板紙7工場)の消費が購入を6600トン、古紙業者(商工組合)は販売が仕入を約4000トンそれぞれ上回った。その結果、月末在庫はメーカー、古紙業者ともその分減少した。
 メーカーの購入は合計11万5778トン(前年同月比3・5%増)。この内訳は近畿地区域内からが10万5089トン、自家発生7675トン。他地区からが2375トン、輸入639トン。
 これに対し、メーカーの消費は12万2378トン(前年同月比14・4%増)で購入を6600トン上回った。月末在庫は2万0798トンと前月に比べて減少した。前年同月比の在庫率は82・1%。
 一方、古紙業者は仕入27万7125トン(前年同月比2・8%増)。これに対して販売28万1120トン(同3・6%増)で販売が仕入を3995トン上回った。在庫は1万9560トンとなった。在庫の前年同月比は87・1%。

                               (紙之新聞


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