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6月の関東古紙は3品種ともに在庫が大幅に増加

 関東製紙原料直納商工組合・主要32社の裾物古紙3品種の6月の総在庫量は2万8496トン(前年同月比15・6%増)、在庫率は12・0%だった。在庫率は前月より0・5ポイント下降し、量も2718トン減少した。在庫率は3ヵ月連続下降した。
 総仕入量は23万3892トン(同0・5%増)で、総出荷量は23万6610トン(同0・2%増)で、微増ながらいずれも3ヵ月ぶりに増加した。
 6月末決め7月積み組合輸出価格は、国際紙パルプ商事扱いベトナム向け段ボール古紙1000トンと、山發日本扱い台湾向け段古紙500トンの問屋店頭渡しは、1トン当たり平均1万6938円で前月より501円高く、国内納入価格1万5000円より1938円高く、内外価格差は拡大した。
 新聞古紙の美国中南日本扱い中国向け1000トンの問屋店頭渡しは1万7500円で前月より704円高く、国内納入価格1万4000〜1万6000円より1500〜3500円高く、内外価格差は拡大した。
 雑誌古紙の国際紙パルプ商事扱い中国向け雑誌古紙1000トンの問屋店頭渡しは1トン当たり1万5353円で前月より353円高く、国内納入価格1万2000〜1万4000円より1353〜3353円高く、内外価格差は拡大した。
                               (紙之新聞


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