三菱製紙、手書き用の銀ナノインクペンとメディアを発売

　三菱製紙は近く、銀ナノ粒子インクをより使いやすいペンの形にした「Ｃｉｒｃｕｉｔｒｙ　Ｍａｒｋｅｒ」を発売する。銀ナノ粒子インクは直径２０ナノメートル程度の銀粒子が均一に分散した環境に優しく取り扱いが容易な水系インクで、インクジェット印刷するだけで簡単に電子回路を作ることができるため、２０１２年４月に専用メディアとともに発売、様々な分野で活用されている。
　今回発売する「Ｃｉｒｃｕｉｔｒｙ　Ｍａｒｋｅｒ」は、専用メディアに手描きするだけで電子回路の作成が可能というもので、インクジェットプリンターで出力した導電性回路の加工・修正時にも使用できる。
　また通常、専用メディアはＡ４・１００枚単位で販売しているが、手軽に利用できるように、３種類の異なるタイプの専用メディアと銀ナノ粒子インクペン５本をセットにした「Ｃｉｒｃｕｉｔｒｙ　Ｍａｒｋｅｒメディアハンドルキット」も併せて発売する。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（紙之新聞）


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