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北越紀州製紙、東京芸大とすっぴん紙の展示会を開催

 北越紀州製紙は6月26日から7月1日の6日間、東京都渋谷区広尾のカフェ「アースアンドソルト」内のギャラリーで「すっぴん紙展02」を開催した。東京藝術大学(以下、東京藝大)との共催は今回で2回目となった。
 すっびん紙は北越紀州製紙と東京藤大デザイン科が共同開発したもので、通常の紙の製造工程で使用される薬品類を一切使っていない、限りなく自然に近い紙。名称もそのことに出来する。粗いながらも温かさのある、まるで鋸で挽いた木のような質感を持っている。
 東京蔀大デザイン科の学生達は、すっぴん紙を重ねて板状にし、それを木版画の木板として使うことで、この紙特有の粗さと温かさを表現するオリジナリティ溢れる作品を制作した。
 すっびん紙は、そのユニークなネーミングと共に、どこか懐かしさを感じさせる新しいアート素材として注目されている。
                               (紙之新聞


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