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東工大が特別講演会で森林再生と地域振興の両立など提言

 「東京工業大学環境月間特別講演会」が6月9日午後1時半から東京工業大学大岡山キャンパス・東工大蔵前会館くらまえホールで開催された。
 植松友彦総合安全センター長が開会挨拶し、第1部は独立行政法人製品評価技術基盤機構の安井至理事長が「環境リスクで見る地球の未来」をテーマに講演した。
 第2部は滑ツ境ビジネスエージェンシーの鈴木敦子代表取締役が、「森林再生と地域振興の両立策から見る。活力ある未来社会へのヒント」をテーマに講演した。
 鈴木氏は、起業までの経緯について話し、「NPO環境リレーションズ研究所と滑ツ境ビジネスエージェンシーの両輪により、これまでにない層を巻き込んで環境ビジネスを生み出し続けることが大切だ」と述べた。
 圧倒的多数の一般生活者や子どもにも訴求した環境ビジネスの可能性についても期待したことを話した。
 記念日に樹を植える「Present Tree」について、その特徴は@1本ごとに管理され「植林証明書」が発行される、A最低10年樹の生長だけでなく、森全体の生長を見守る、B森林所有者、行政(市、町)、地元の森林管理施業者、環境リレーションズ研究所の4者で10年間の森林保育管理体制を担保するなどと説明した。
                               (紙之新聞


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