お問い合わせ
琵琶製紙が採算悪化で7月20日付けで生産停止、廃業ヘ

 板紙メーカーの琵琶製紙(滋賀県長浜市大路町1636、猪ノ口泰寿社長)は7月20日付けで生産を停止し、廃業する。
 同社は1968年(昭和43年)設立で、当初から中芯原紙や紙管原紙の製造を行い、マシン(3号機)を新設した昭和45年頃は常時月産800トン以上の生産量があった。それが近年は500トン程度に低下していた。
 生産数量の減少に加え、昨年来のエネルギーコストアップで採算をさらに悪化させ、このままでは製品価格に転嫁しても、なお赤字から脱却できないため、今回、廃業を決断した。

                               (紙之新聞


トップページに戻る