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5月の日銀企業物価指数、紙パ関連は1・1ポイント上昇

 五月の日銀企業物価指数(2010年平均=100、速報値)によると、国内価格指数は紙パルプ関連製品の総合指数である「パルプ・紙・同製品」が消費増税分を含む指数で102・7と前月に比べ0・1ポイント上昇。また消費増税分を含めない総合指数は99・9でやはり前月比0・1ポイント上昇した。
 紙パルプ関係品目中、前月比で上昇したものは情報用紙、包装用紙、その他の紙加工原紙)、紙製品、紙製容器、紙製衛生用紙、その他の紙製品(紙管)。
 一方、印刷用紙は品種により若干下落した。古紙も輸出価格の低落とともに国内価格が下落した。板紙や加工紙は横ばい。
 輸出入価格指数(円ベース)は、製紙用晒クラフトパルプの輸入が前月比3・3ポイント、ミルクカートン用紙も0・8ポイントそれぞれ下落した。塗工印刷用紙は同横ばい。
 輸出(円ベース)は印刷用紙など紙が前月比0・7ポイント、古紙は同0・4ポイントそれぞれ下落した。
                               (紙之新聞


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