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日紙商西部ブロック会、定時総会で理事長に永井氏選出

 日紙商西部ブロック会は5月27日、帝国ホテル大阪で午後2時から第21回定時総会を開催した。役員任期満了による改選で、新理事長に永井敬裕永井産業社長が就任した。
 永井理事長は冒頭挨拶で、最近のトレンドとして「世の中で不思議なことか起こっている。(犯罪に巻き込まれるのを避けて)飛行機会社にパイロットがいない。外食産業がアルバイト不足で店を閉める。ちょっと日本が変わってきたなあと感じている」「パソコンが出た時に、私はこんな便利なものが世の中にあったのかと思ったが、今度はモバイル(携帯端末)がパソコンを抜いたとか。私の速度を超えて世の中が動いていく」とため息まじりに説明。
 同氏は日紙商で経営革新委員会の委員長を務める立場から、「一つのイベントとして、9月末から青山学院大学で講座を始める。『紙、その文化とビジネスを考える』という内容。我々紙屋や印刷業者は紙が環境によくないとは思っていない。紙に携わっていない人が紙は環境に悪いとか、資源の無駄だといった感じ方をされる。そこで我々紙業界関係者が場所を提供し、青山学院大学の3〜4回生の方に紙を理解して貰うとともに、紙や印刷会社が就職先として求められるようにしたい」と述べた。
                               (紙之新聞


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