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オオウエ、デザイナーとコラボした和紙商品を展示即売

 和紙卸商オオウエ(大阪市)とデザイナー・石原ゆかり氏(大阪府高槻市)がコラボレーションした和紙製品が、阪急うめだ本店(大阪市)の展示販売会「革・木・紙・鉄のあるくらし」(6月4日〜10日)でお披露目された。
 同展は、紙や革、土、竹などを素材にステーショナリーやインテリア小物などを開発する石原氏のオリジナルブランド「KAKURA(カクラ)」が企画。
 オオウエとのタイアップでは、短冊状の和紙メモに栞(しおり)やペンスタンドを添えた。和の温もりあふれるデザインが施され、和紙の風合いを身近に感じられる商品に仕上がっている。
 また、オオウエが展開する新ブランド「off(オフ)」の第1弾商品「ボールペンで書ける和紙」シリーズも公開。同シリーズの便箋や封筒が並び、来場者の注目を集めた。
 オフは昨年、オオウエと活版印刷の船木印刷(大阪府東大阪市)、デザイナー・福嶋賢二氏(大阪市)が共同で立ち上げた。和紙を日々の暮らしの中で気軽に使ってもらうことをコンセプトにしている。オオウエの大上博行営業企画室長は「消費者の声を商品づくりに生かしていきたい」と、意欲を膨らませていた。
                               (紙之新聞


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