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関東古紙5月、在庫率は2ヵ月連続の減少も量は増加

 関東製紙原料直納商工組合・主要32社の裾物古紙3品種の5月の総在庫量は3万1214トン(前年同月比11・2%増)で在庫率は12・5%だった。前月より0・7ポイント下降し、3543トン減少した。在庫率は2ヵ月連続で下降した。
 総仕入量は24万5646トン(同0・3%減)、総出荷量は24万9189トン(同0・8%減)で、いずれも2ヵ月連続の減少となった。
 5月末決め6月積み組合輸出価格は、国際紙パルプ商事扱いベトナム向け段ボール古紙2000トンと、丸紅ぺーパーリサイクル扱いタイ向け500トンの問屋店頭渡しは、1トン当たり平均1万6437円で、前月より477円高く、国内納入価格1万5000円より1437円高くなり、内外価格差は拡大した。
 新聞古紙の日本紙パルプ商事扱い中国向け1000トンの問屋店頭渡しは1万6796円で前月より426円安く、国内納入価格1万4000〜1万6000円より796円〜2796円高く、内外価格差は縮小した。
                               (紙之新聞


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