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北越紀州製紙、第2ステップの新中期経営計画を策定

 北越紀州製紙はこのほど、長期ビジョン「Vision2020」に向けた第2ステップとして、新中期経営計画「C−next」を策定した。これまでの「G−1st」をベースとしながら新たに3つの「C」(Change・Challenge・Create)を加えたもので、計画期間は2014年4月1日〜2017年3月31日の3年間。経営数値目標(連結・2017年3月期)は、売上高2700億円、営業利益135億円、売上高営業利益率5%以上、EBITDA330億円としている。
 「G−1st」では、国内事業の強化(北越紀州販売設立、東洋ファイバーの子会社化、紙加工事業部の創設、大王製紙株式の取得)と国際化(洋紙輸出の拡大、生産拠点を中国に建設、仏デュマ社の買収)及び環境経営の推進を主な施策として展開してきた。
 これらをベースとした「C−next」の基本方針は、@収益基盤の強化、A環境への取り組みの深化、B新規分野の創造及び事業構成の変革の3点。
 主要4事業の戦略は、@洋紙事業=同社グループの主力事業として、世界で戦える国内ナンバー1の競争力を実現する、A白板紙事業=国内及び海外事業を確実に遂行することにより、次代の成長エンジンとする、B特殊紙事業=新商品・新規事業・新規市場への展開加速により世界市場を対象に規模拡大を実現する、C紙加工事業=成長の見込まれる包装分野を軸に、規模拡大を実現するを掲げている。
                               (紙之新聞


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