お問い合わせ
イトマン、中小企業展で紙ごみ原料トイレ紙の使用をPR

 家庭紙製造・販売のイトマン(愛媛県四国中央市)は5月28日から3日間、独立行政法人中小企業基盤整備機構がインテックス大阪(大阪市)で開催した「中小企業総合展2014 in Kansai」に、「循環型リサイクルシステム」を出展した。
 このシステムは、イトマンが愛媛パルプ協同組合(AIPA、同市)と共に取り組んでいるもので、機密文書など紙ごみの処理に苦慮する企業に、古紙のリサイクル活用を提案した。
 AIPAは、イトマンを含む愛媛県下の中小製紙メーカー7社と物流会社1社で組織。オフィスや工場、学校などから出る難処理系の紙ごみを回収し、古紙100%の再生パルプを製造して1る。紙ごみを排出した企業自らが、この再生パルプを原料とするティシュやトイレットペーパーを使うことで、循環型リサイクルが成立する仕組みとなっている。
 同組合は一昨年4月、大阪事業所としてAIPAリサイクルセンター(大阪市)を開設、これまで焼却されていた紙ごみの資源化と環境負荷低減を推進している。
                               (紙之新聞


トップページに戻る