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4月の紙・板紙輸出量、中質コートとクラフト紙が増加

 日本紙類輸出組合と日本紙類輸入組合がまとめた4月の輸出のうち、紙は中質コート、クラフト紙が前年同月比増。板紙は段ボール原紙が同大幅増となった。その結果、紙・板紙合計で20ヵ月連続して増加となった。
 一方、輸入のうち、紙は中質コート紙が同2倍超。紙合計で2割増。板紙は中芯原紙が同減。板紙合計は同減少で推移した。
 紙・板紙輸出量は、同9・8%増の10万2303トンで、金額は同11・7%増の104億6675万円だった。主要国別ではタイ、韓国、中国、台湾、マレーシア、ベトナムの上位6ヵ国合計で同14・7%増の7万1210トンで、占有率は69・6%となった。
 輸出量の内訳は、紙合計が同6・4%増の7万8872トンで、金額は同10・4%増の89億6935万円となった。
 品種別で輸出量が多いのはコート紙が同8・3%減の3万0036トンで、金額は同0・3%減の27億414万円。クラフト紙(重袋用以外クラフト紙)は同2・3%増の1万0334トンで、金額は同2・5%増の15億9367万円。
                               (紙之新聞


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