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新生紙パルプ商事3月期決算、販売不振も体質強化で増益

 新生紙パルプ商事の2014年3月期連結業績は、売上高3013億7700万円(前期比0・3%増)、営業利益38億4800万円(同19・5%増)、経常利益43億2200万円(同6・8%増)、当期純利益25億6300万円(同2・4倍)となった。
 紙の需要は商業印刷で増加したが、出版は減少、板紙は白板紙が減少して段ボール原紙が増加、化成品が増加した。その結果、売上高は前年同期比0・2%減と振るわなかったが、不動産収入により増収となった。
 同社グループは、企業業績の改善、販売体制の整備、経費の削減に取り組んで経営体質の強化を図り、業績の向上に努めた。
 2015年3月期の連結業績は、需要構造の変化に対応した先進性のある事業活動を推進すると共に、海外事業の計画的な展開、コスト削減などに取り組むことで、売上高3160億円(同4・5%増)、営業利益54億円(同40・3%増)、経常利益56億円(同29・6%増)、当期純利益35億円(同39・6%増)を見込む。
                               (紙之新聞


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