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日印機工総会で宮腰会長「設投促進税制の機会生かす」

 一般社団法人日本印刷産業機械工県会(宮腰巌会長)の平成26度定時総会が5月29日、東京都港区の東京プリンスホテル2階「鳳凰の間(西)」で開催され、終了後午後6時から懇親パーティーが開催された。
 開会挨拶で宮腰会長は、印刷産業を取り巻く経営環境が依然厳しいとしながらも、日本経済の確実な回復で明るい兆しが見えつつあると指摘した。今年2月の設備投資促進税制の支援策で、印刷産業もチャンスを生かしていることをアピールした。
 昨年10月のJAGAS2013の開催は活気があったこと、次回のIGAS2015は来年9月11日から16日の開催を告げ、2009年に開始したジャパンカラー認証制度は標準印刷認証が100工場を超え「早期に200工場を達成したい」と伝えた。
 グローバル市場の展開で「本年度もASEAN地域に事業を継続発展させていく」と、今後は海外への課題対応と基盤整備をテーマに活動に力を入れることを強調し協力を求めた。
 来賓挨拶で経済産業省産業機械課の須藤治課長は、印刷産業は工夫し高付加価値化を狙い、合従連衡の中で新たにビジネスモデルを作っていくことを印刷機械にも広げていきたいと、考えを知らせた。
                               (紙之新聞


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