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巴川製紙所3月期決算、収益改善対策が奏功し大幅増益

 巴川製作所の2014年3月期連結業績は、売上高346億1300万円(前期比0・3%減)、営業利益9億1800万円(同73・4%増)、経常利益9億8000万円(同202・6%増)、当期純利益6億600万円(同170・6%増)となった。
 プラスチック材料加工事業では、半導体関連製品のパソコンからタブレット端末への需要に推移したが、トナー関連分野では輸出環境の好転などにより堅調に推移した。また、製紙・塗工紙関連事業では、原燃料価格の上昇もあり、歩留向上やエネルギー使用効率の改善など、収益改善対策を推進してきたことが功を奏した。
 2015年3月期の連結業績は、新製品立ち上げに向けたマーケティングや開発投資を加連させることから、売上高350億円(同1・1%増)、営業利益10億円(同8・9%増)、経常利益8億円(同18・4%減)、当期純利益5億円(同17・5%減)と増収減益を見込む。
                               (紙之新聞


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